オーガニック&ベジタリアンライフ

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最近の私はというと、妊娠初期のつわりが前回よりもかなり重く、子どもの園の送迎だけでもとても辛くなってきました。

でも放射能対策で今は特に子どものお弁当や食事に手抜きが出来ないので、自分が食べたくないメニューでも作らなければいけません。

もともとは陰性体質だったカラダも、2度の出産を経験してからか? いつの間にかすっかり陽性体質になってしまったようです。

そのせいか毎日食べていた玄米が一切食べられず、かろうじて手作り玄米甘酒をスムージーやプディングにして食べるぐらいです。

こちらは玄米甘酒とイチゴのスムージー。



パンなら…..とも思ったのですが、焼きしめているせいかこれも今の私にはかなり陽性なようで、あまり食べたいとは思わないのです。

今食べられるのは、生野菜やフルーツといった陰性な食べ物など、主食はどうしても麺類が多くなってしまいます。

サラダの味付けもシンプルが一番。

こちらの白菜と人参のサラダの味付けは塩、レモン、オイルのみで、生の大根をローの白ゴマソースで合えたもの。



今までだったら全粒粉のパスタばかり選んでいましたが、これも白いパスタでなければ喉を通らない日々です。

お茶さえ受けつけない状態なので、飲み物はオレンジやリンゴのオーガニックジュースとペリエがほとんど。

妊娠すると誰しも臭覚などが敏感になりますが、やはり今回もニンニク、しいたけといった強い癖のある食材もアウトです。

毎日使っていたオーガニックのスキンケアも香りが穏やかなタイプに変えました。

食事に関してはちょっと心配になってしまいますが、産前が陽性体質の人は血液が濃いらしいので、今まで食べていたものを無理に食べなくとも胎児に栄養はいくのだそうです。

それでも私は心配なので、葉酸やスピルリナのサプリメントだけは毎日欠かさないようにしています。

スピルリナは放射能対策にも効くと言われているスーパーフードなので、妊婦さんじゃなくとも今はおススメしたい食材のひとつです!

そうそう、明日(2月23日)から都内数か所で先行販売する花月のベジラーメンには、なんと麺にスピルリナが練り込まれているんですよ。

そして毎回ベジラーメンと共に楽しみにしている方も多いベジギョウザの皮にもスピルリナが使用されているのです! 





今年は新たにベジイタメシも!



全店販売は3月上旬からスタートだそうです。

こちらは青山キラー通り店の様子。



そして一般の方向けに「キレイになれるベジラーメン女子会」という試食のイベントが3月5日に開催されます!

こちらは女性限定、先着順です!

私も当日は参加しますので、みなさん是非いらしてくださいね!

昨年夏以来の福岡で過ごした1週間、おいでハウスバンビの木箱でのWS、チェルノブイリハートのイベントも大成功でした!

午前中のトークショーは、放射能対策の食に関すること、ママ目線の子どもの事が中心でした。


写真:亀山ののこ

中央が自然育児のアイコンでもあるモデルの日登美さん

4人の子どもを育て、最近はWSも頻繁に行う本当に頼もしい女性です。

そして↓の写真左は“おいでプロジェクト”のメンバーの一人、そしてアメリを運営するたかみさん。

彼女も素敵な自然育児ママの一人です。


 
写真:亀山ののこ

午後の部では↓中央、長山淳哉教授の専門的な話が中心でしたが、放射能対策では具体的にラクトフェリンをあげてくれました。

ラクトフェリンは「被ばくからカラダを守る」でも紹介していて、現在ベジィ・マルシェでも販売しているのですが、私もおススメです。


 
写真:亀山ののこ

環境にやさしい住まいを提案するバンビの木箱でのWS。



放射能から子どもを守るにも掲載しているレシピを紹介しました。




こちらはおいでハウスにてWS.



毎日数家族で食卓を囲むのは楽しいですね!



おいでハウスの大掃除、子どもたちもお手伝いです!

子どもにとっては床拭きも大切な遊びですね(笑)。


写真:亀山ののこ

そんな様々な疎開母子が行き交くおいでハウスを管理してくれているのは、自然なお産を提案しているクレッセント・ムーンの由香さん。

 彼女は自然療法にとても詳しく、私も今年はバースプランでお世話になるかも!?


 
写真:亀山ののこ

 ともかく今回、実際に東北や関東から疎開した母子に多く会う事ができ、本当に色んな事を考えさせられ、私の今後の展開に大きな影響を与えてくれた気がしています。

本当に色んな方に感謝しています。

WS参加者の中には、疎開してもなお疎開前に受けたであろう高線量や低線量被ばくを心配していた方が多く、「今後子どもを産んでも大丈夫でしょうか?」と聞いてきた女性もいましたが、私はデトックス作用のある食事・対策を忘れず続けていれば大丈夫だと思っています。

そんな私も最近、第三子を授かったことに気づき、やはり頭を過ったのは放射能問題でした。

311後は、もしまた子どもを妊娠したら、出来る限り放射能の影響を避けるためにとりあえずは九州へ行くと決めていて、夫にも約束をしていました。

もちろん夫は東京へ残ることになりますが、今、私が最優先しなければいけないのは子どもを守ること、そしてその延長線上にある活動を続けることだと感じています。

そもそもVeggyを立ち上げたのも第一子目の妊娠がキッカケでした。

子どもの未来の為、その理由は母としてとてもシンプルでした。

そしてまた今回も、自分の中の新しい波や決意がひとつの命と同時にやってきました。

いつの間にか私を揺り動かし、エネルギーを与えてくれる子どもたちの存在。

今年は本当の意味で循環する生活を心がけて生きたいと思っています。

もし高線量・低線量地でも健全な子どもを産みたい方は、まず放射能汚染された土地から遠ざかるのが一番ですが、それが不可能な場合、たとえ国の定めた基準値であっても放射能汚染されたものを出来る限り避けるという事は重要です。

それと同時に免疫を上げるために添加物・農薬・化学肥料・遺伝子組み換えetc…、ケミカルで不自然なものを出来る限り体内に取り込まないということが大切だと感じています。

そして天然&古代製法の発酵食を生で意識して摂取してください。

食べ物以外で気をつけて欲しいのは、私がブログや本誌でも時々伝えてきた免疫系や神経に影響を与えると言われている電磁波などの問題でしょうか。

とにかくまだまだ多くの人に知られていない情報を、今後も少しづつ世の中に無理なく伝えていきたいと思っています。

先週、この春かららあめん花月で始まるベジ・ラーメンの撮影でした。

実は今回、ベジ・ラーメン・コンシェルジュとして恒例のベジ・ラーメンの企画に参加させていただいたのです。

このラディッシュも具材として使用しています。



麺には放射能対策としてデヴィッド・ウォルフ氏もオススメしている、あるスーパーフードを使用したり、いつもの様に植物性だけのダシ、そして野菜も一度に色んな種類を摂取できます!

こちらはラーメン女子大生の本谷亜紀ちゃんと大食いで有名なラーメン女子の三宅智子ちゃん。

二人とも若い(笑)!




今春は、よりヘルシーでおいしくなった花月のベジ・ラーメン出会えますよ♪

そして先日、東京では珍しく大雪が降り、うちの子たちは園をお休みしました。

本来、子どもたちが大好きな雪にさえ放射能が混ざっていることを考えると、とても複雑な気持ちになりますが、子どたちが裸足で元気に走り回れる環境、以前は当たり前だった日常を、一刻も早く取り戻さなければいけないと感じています。

 そして一昨日、福岡に一足先に移住したののこちゃんに、すてきな古民家のカフェてのぎに連れて行っていってもらいました。

メニューはマクロビ系もあり、とても丁寧でおいしく、大満足!

お店の外にはブランコがあって、長男は楽しそうに遊んでいました。

 


あけましておめでとうございます!

1月は映画「チェルノブイリハート」の上映会の講演で福岡に1週間ほど訪ねる予定です。

私は、おいで福岡のシェアハウスに子ども二人を連れて滞在する予定です。

 こちらには既に原発事故後の影響で疎開された方たちが短期・長期で住んでいるそうです。

私はまだ行ったことがないのですが、自然あふれるシェアハウスでの生活が今から楽しみでもあります。

そして滞在中は「おいで福岡のシェアハウス」や「バンビの木箱」でのワークショップも予定しています。

これらを主催してくれているのは、おいで福岡プロジェクトの方々。

メンバーはみんな脱原発&放射能対策に本気で取り組むママ達です。 

福岡のママがこれだけ危機意識を持っているのですから、関東圏のママはもっと危機意識を高く持つべきだと私はいつも感じています。

実際に不安には感じていたとしても、全くもしくはさほど気にしていない関東圏のママや女性があまりに多いことに、いつも悲しくなってしまいます。

311福島原発事故がチェルノブイリ原発事故当時の放射能汚染を遥かに上回っていたということが年末に正式に発表されましたが、これは事故後9カ月以上も経過してからの発表です。

セシウム蓄積土地の汚染がチエルノブイリで最高148万~370万ベクレルのところ、福島では300万~3000万ベクレルだったという内容です。

311後、ずっと放出量はチェルノブイリの1/10だと公的には伝えられていましたが、なんと10倍だったということです。

もちろん、自分で原発&放射能について色々と調べていた方たちは、そんな公式発表は信じていなかったと思われますし、私も当然その一人であり正直「いまさら」という気持ちでした。

でも公式発表されない限り、自分で調べようとしない人々はとてつもなく汚染されているという事実を信じようとはしないものです。

しかもこの情報を正確にキャッチしている層がどれほどいるのかも疑問が残ります。

福島原発事故後の日本国の様々な対応は、先進国のとるべき対応ではないと感じている層がとても多いとは思われますが、私自身これらについてはいつもやるせない気持ちでいっぱいです。

現実を信じたくない人、伝えようとしても届かない人々、危機感の薄い人々。

こういった人々に知らせるにはどうすればいいのか、身近な人であればあるほどみなさんが困惑し、時には衝突し、頭を抱えてしまうことでしょう。

とにかく今は、危機感のある人同士が繋がっていき、より良い未来を子どもたちの為に築き、残していくしかないと思うのです。

今後、計り知れない多くの被害が出るのは未来のある子どもたちだという事を、私たち大人が強く自覚し責任を持って取り組んでいかなければならないと感じます。

年始からまたいつもの放射能の話ですが、今年は昨年よりももっと様々な被害が具体的に出てくると思われますから、私もできる限りの対策を伝えていきたいと考えています。

今年はまず何よりも「行動する」が私のテーマだと考えています。


 福岡でのイベントスケジュール

1月25日 おいでハウスにて放射能対策の座学

1月26日 10:30~ バンビの木箱にて放射対策のワークショップ (座学&デモンストレーション) 

1月27日 おいでハウスにて放射能対策のデモンストレーション 

1月28日 「チェルノブイリハート」上演会&トークショーinわじろ

午前はVeggyでもお馴染の日登美さんと、午後は長山淳哉(九州大学准教授)とのトークショーです。

まだ長山先生にはお会いしたことがないので、専門的な話題についていけるように著書の「放射線規制値のウソ」を読んでいるところです。

他にもダイオキシンといった環境問題の本も沢山書いている方だからこそ、放射能に対しても正しい危機感を持って伝えられるのだと感じます。

そしてこのイベントには、なんと託児所や小学生保育もあるそうです!(託児は1/21まで要予約) 本当にママにはうれしいイベントですね!

くわしくはコチラまで!

それから、私が大分県で育てている自然農のケールが1月9日からベジィ。マルシェに並びます。

9日に野菜が沢山並ぶので、ぜひお越しください。

野菜の入荷は毎週月曜日です。

そのほかは不定期で入荷するものもあります。

今月はマクロビのデモンストレーションもベジィ・マルシェのキッチンスペースで開催予定です。


そちらもぜひお越しください!

2011年は本当に多くの人々にとって言葉にならないぐらい激動の一年でした。
 
3.11後に私は子どもを連れて一時疎開、その後も度重なる疎開。
 
子どもが通っていた都内の保育園へは、3.11後はほとんど行くことが出来ず、結局、9月からお弁当・おやつ・水筒全てを持参できる園へ変えました。
 
私なりにそして会社として東京でできることを考え、放射能に関するシリーズもベジィの別冊として3冊出版しました。
 
そんな私でも、連日の様に基準値以上の数値が食品から確認されたというニュースに、汚染されてしまった食に対する不安は高まるばかり。
 
浄水器も放射能除去が出来るタイプに替え、放射能対策もあらゆる方面から取り入れてはいるものの、やはり不安は残りました。
 
よく行く自然食品店でも「基準値以下です」と表示された野菜がズラリと並び、国の指定した基準値に疑問を抱く私は購入できる野菜が少なくなり、毎日の料理が常に同じ野菜だったり(笑)、子どもたちも同じ野菜に飽きないか心配な毎日でした。
 
そんなことを友人と話していたら、「私も買える野菜がなくて困ってるの」という声が多く、以前ならば自然食品店なんて既に沢山あるのだから、何も自分がやる必要はないと思っていましたが、九州に疎開している間、世の中が大変な状況なのに自分だけ安心安全な野菜を消費していることがもどかしく、夫に相談してベジィ・マルシェをオープンすることにしました。
 
あまりに急な思いつきだった為、内装費にほとんど予算をかけられず、なんと夫が2週間がかりで仕事の後、徹夜でDIYしてくれました(笑)!
                
なんとか形になったものの、食材・生活雑貨・スキンケアなど、まだまだ商品が少ないので、来年はもっとラインナップを揃えたいと思っています。
 
たまたま夏に福岡へ取材に行った時、杉田かおるさんが紹介してくださった
伊都安蔵里さんの野菜と、父の作る野菜や単発のオーダーで今はなんとかベジィ・マルシェの野菜・果物コーナーがまわっている状況ですが、九州産の無農薬・無化学肥料の野菜はあっという間になくなってしまいます。
 
とにかく自分自身が安心して子どもたちに食べさせられる食材をみなさんに提供できるようになったことは、本当に2011年で一番うれしかったことかもしれません!
 

2012年は半農半X
ただ仕事の合間に趣味で畑仕事やっている父だけに野菜作りを任せるのはなんだか申し訳ないな~というのと、私自身、自給自足という生活を一度突きつめてみたい!!!という思いがあり、2012年は半農半オーガニック&ベジィ普及活動へシフトし、より豊かなベジィ・ライフを広げていきたいと考えています。
 
私と子どもは常に一緒なので、東京と九州を行ったり来たり、半々の生活がしばらく続くことが子どもたちにどう影響するのかはわかりませんが、やはり自分が大自然の中で育ったように、子どもたちもなるべく自然にふれさせてあげたいと考えています。
 
あとはやはり、子どもへの放射能の影響をなるべく抑えたいという考えもあります。
 
どこにいても私なりにできること、2012年はまず『農』にふれていこうと思っています。
 
私が育てた野菜はベジィ・マルシェに並ぶ予定なので、そちらも楽しみにしていてください!

2012年、みなさんに多くの気づきがありますように☆

 
 
年末年始の休業のお知らせ
キラジェンヌ株式会社および店舗Veggy Marche(ベジィ・マルシェ)は
12月29日(木)~1月3日まで休業とさせていただきます。
年始は
1月4日(水)より営業いたします。
 

 
ps.
 今年のクリスマスは夫のいとこがや親戚が集まり、全てベジィ・マルシェの野菜で鍋をしました!

次男はニコニコ☆



ケーキは湯布院の田舎の日曜日でした☆


プロフィール
HN:
吉良さおり
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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