オーガニック&ベジタリアンライフ

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世界の変化を望むのであれば、自分自身が変化を起こさなくてはならない。

君のすることはほとんど無意味だが、それでもしなくてはならない。

なぜなら、それは世界を変えるためではなく、

世界によって自分が変えられないようにするためだからだ 

- マハトマ・ガンディ



こんなガンディの名言が頭をよぎる今日この頃、もうすぐまた新しいベジィが発売されます!今回も楽しい内容になっているのでお楽しみに!

去年だったか、フランスの女優ジェーン・バーキンがネットで、「アウンサンスーチー」について日本人にもっと関心を持ってほしいと必死に訴えていました。そしてAung San Suu Kyi 」という曲にビルマでの悲惨な出来事を綴っています。多くの日本人が情報操作によってか、それらの本当の問題についてほとんど知らされていないので、関心というよりも単に真の事情を知らない人が多いのかもしれません。私もジェーン・バーキンのその映像を見るまでは、あまり深く考えた事がなかったもので。。。ウィグルやチベット問題など、日本の身近なアジアの国々で今いったい何が起こっているのか、私たち日本人はもっと知るべきなのだと考えさせられてしまいました。そしてこういった問題に直面する度に、私はガンディを思い浮かべてしまうのでした。


さて、入稿が無事に終わった週末は、本誌6号目でも紹介したガレット(クレープ)のお店、笹塚にある「メゾン・ブルトンヌ」へ家族で食事に行きました。本場ブルターニュ出身のシェフとベルギーやフランスに住んでいた英子さんの夫婦が営むとってもステキなお店です。私が時々預けている保育園に、とってもキュートなハーフの女の子がいるな~と思っていたら、こちらの夫婦のお子さまだったのです。フランス人&日本人とのハーフの可愛さはピカイチですね!そんな事もあって、良く足を運ぶレストランなのです。ベジィ対応のメニュー(ヴィーガンもOK)もあり、ここでしか飲めないビオ(オーガニック)・シードルもあるので、是非行ってみてくださいネ!シードルをブルターニュ風にボウルで飲めるのがうれしいけれど、蕎麦アレルギーの方は要注意!先日スイス人の友達をここに連れて行ったら、蕎麦アレルギーだった為、小麦粉のクレープしか食べられませんでした。。。



ホットヨガスタジオLAVAが主催する2泊3日のリトリートは、晴天に恵まれて最高でした☆ 詳しくは最新号で!
写真:Sachiko Takeuchi

そして11月3日から、名古屋のMID-FMにて(毎週火曜日の20:00~21:00)「BOOTLEG RADIO SHOW」が始まります。この番組の中で「オーガニックコンシェルジュ」という体に良い事を音楽で伝えていくというコーナーがあるのですが、そこでベジィな情報をお届けするそうです!今後はこの番組でまるごと「VEGGY DAY(ベジィ・デー)」の予定もあるので是非チェックしてみてください!その時は、私も名古屋まで足を運ぶかも!? 





土日はベジタリアン・フェスティバル楽しかったですね~!えっ?来てない??

次回は春に開催されるので、その時は是非お越しくださいませ!

本誌でも連載してくれているローフーディストのシンヤ・チエさんがヨギティーのブースを手伝っていたり、他にも三育などなど、Veggyでお馴染みの食材やお店がズラリと並んでいました。

私的にうれしかったのは、ローフードのお店が去年は全くなかったのに、今回は数店出店していたこと。全てのお店のメニューを試してみたかったのですが、とにかく混んでいて並んでいるしで大変でした。

最後に沖縄産の大きなマンゴーとグアバと青バナナをゲットして大満足の日曜日でした☆最近よく食べているアロエと組み合わせてスムージーかデザートでも作ってみようと思います。


 ↓ ↓ ↓ 植物性コラーゲンの代表といえば、やっぱりアロエですね!!
 

相変わらず、朝は必ずローフードにしていますが、寒くなってきたので少し火を通したものも食べ始めました。でも体が重く感じる時など、軽い食事にしたいときは夜でもやっぱりローフードにしてしまいます。 ローフードといえば、最新号のローフード特集内で、タイ・バンコクの『ラサヤナ・リトリート』の記事を掲載しましたが、発売して数日後にVeggyを見て日本から訪ねてきた人がいたと、ローフーディストShimaさんのブログでアップされていました!タイの最新ローフード事情が知りたい方は、是非Shimaさんのブログをチェックしてみてください☆ 

そういえば、ベジタリアンだったマイケル・ジャクソンが亡くなってもう4カ月ほど経ちますね。
晩年の彼の曲を聞くと、あらゆる彼のゴシップがやっぱり全て悪いジョークだったのだと感じている人が多いのではないでしょうか。彼が無くなった事で、彼に対して全く興味のなかった人々でさえ、様々なことに気づいて真実を知ることになったという、もの凄く興味深い現象だと思いませんか? 
 
もちろん私自身もマイケルの活動を亡くなるまで全く気に止めていなかったのんき者なのですが、中でもこちらの2曲、やっぱりスーパースターなんだな~って感動してしまいますね☆ 
 
EARTH SONG
HEAL THE WORLD 






少し前、Veggy草食男子ブログでお馴染みの営業部 I が教えてくれたフランシス・ムア・ラッペ(Frances Moore Lappé)の著書が気になって、早速何冊か読んでみました。

近年、食糧不足の問題などが国際会議でも取り沙汰されていますが、果たして本当に食料は不足しているのでしょうか?そんな私の漠然とした疑問を紐解いてくれたのが、フランシス・ムア・ラッペとジョセフ・コリンズの著書『世界飢餓の構造-いま世界に食糧が不足しているか(1988年)』でした。

フランシス・ムア・ラッペは世界的に知られる飢餓と食糧問題に関する専門家ですが、そんな彼の代表作が『小さな惑星の緑の食卓(1971年)』。「食べものを富めるものが浪費してしまうという富の格差が、飢餓の根本的な原因であり政治的な問題である」と、世の中では常にタブー視される内容を告発したこの本はミリオンセラーとなり、日本はもちろん各国で翻訳されたそうです。

それでも2009年の現在、貧困や飢餓は未だ無くなっていません。それは何故でしょう???

きっと今、意識の高い人々がこういった世の中の矛盾に対して、自分なりに真剣に考えて、できる事から取り組んでいく必要があるんだな~と私は考えています。

フランシス・ムア・ラッペなど数々の専門家は、地球には全ての人口を養うだけの充分な食料や資源があると推測していますが、私は今のところ、この推測に対して疑う余地はないと考えています。

そして富める国における肥満の数と、貧しい国における飢餓の数は等しいのでは?と推測する研究者もいます。私は決して肥満の人を差別しているわけではありません。私もチョコレート(ただしフェアトレード!)や甘いものが大好きですし、時には食べ過ぎることもあります。でもそんな時にフッと思い出すのが、オードリー・ヘップバーンの「貧困や飢餓で苦しむ人々の事を考えたら、食事を沢山取る事ができない」といった感じの言葉なのです。

きっと世の中の真に美しい人たちは、常に自分を律したり戒めたりしているんだろうな~と感じずにはいられません。

先進国は物質面では豊かですが、もしかしたら、精神面では飢餓に苦しむ人々が多く存在しているのかもしれません。

では、精神面の飢饉を回避し、ストレス社会に巻き込まれないためにはどうするか?

いつものくだりですが、やはり、できる限り日常で菜食を心がけることが先決だと思うのです。




秋のせいか、シルバーウィークはひたすら読書の日々でした。読みたかった本を沢山読んで、私が読んだ中でも夫にもとりあえず知っておいてもらいたい本を数冊読んでもらって、世の中の様々な問題について話し合ったり、とても有意義な休日を過ごす事ができました。
もちろん、まだまだ読みたい本が山の様にあるのですが、この休日に私が読んだ数冊の中でも、多くの人に知って欲しいと思ったのが、まずジオデシック・ドームで知られる
バックミンスター・フラーの著書『宇宙船地球号』。デザインユニット生意気の一人デイヴィッドにインタビューした時、彼がとても影響を受けた本の一つだと話していて、その後すぐ読む機会のあった小児科医の真弓定夫先生の著書『自然にかえる子育て』の中でもバックミンスター・フラーの「諸所の汚染の中で、最も恐ろしい汚染は消費者の頭の汚染である」という名言が出てきたので、これはとにかく早く読まなければと思いつつ、やっと取り寄せて読むことができた本なのです。私達が未来に向けてこれからやるべきこととは?進むべきところとは?様々なヒントになることがきっと見つかると思います。

そしてもう一冊は数十分もあれば読めてしまう、世界中で翻訳されている、ジュエル・アンドレスの著書『
戦争中毒(原題:Addicted to War - Why the U.S. can't kick militarism)』。平和活動家のきくちゆみさんによる日本語訳です。現在、アメリカのとある学校では教科書としても使用されているそうですが、日本の学校でもあつかうところが出てくるでしょうか?せめてこういう本が学校の図書館に置いてあるといいですね。驚くべき内容ですが、漠然とした平和について深く考えさせられました。

そして昨日観にいった渋谷で公開中の『
未来の食卓
』でも、やはりさりげない平和のメッセージを垣間見ることができました。この映画ではオーガニックを推進していますが、映画の中でも動物性の消費を減らすことが環境改善につながるとハッキリ言っていますので、まだ観ていない方は是非見に行ってみてください!

菜食にシフトしていくことが平和につながる、それが常識になる日もそう遠くはないかもしれません。




インフルエンザの話題は少し落ち着いているようですが、最近の編集部ではなんだか風邪が流行っています。私も最近誰かにうつされたのか、少し喉が痛いので、毎日生姜のしぼり汁を入れた玄米甘酒やホメオパシーのドイツ・マリエン薬局の風邪予防対策ハーブティーなどを飲んでいます。そしてマクロビオティックや漢方、アーユルヴェーダなどで、気管支、肺、粘膜などの治癒に効果的だと言われている蓮根をよく食べるようにしています。東北沢の自然食品店のリマに行けば完全無農薬の蓮根が買えるので、風邪の流行るシーズンには足げなく通ってしまいます。

そして、本日また新しいベジィが発売しました!
今回は鎌倉特集ということで、私も2日間取材に出かけて、すっかり鎌倉に住みたくなってしまいました。今回の表紙は、精進料理で知られる藤井まりさんにお願いしました。穏やかなのに頭の回転が速い素敵な女性です。鎌倉の取材は、何かとせっかちな自分を顧みるいい機会になりました。



写真:五味茂雄


写真は、今回インタビューした鎌倉在住のヨガ&気功インストラクターセーラとフラフープ・ヨガをしているところ!?フラフープ・ヨガをするときは必ず素足で、足の裏から大地のエネルギーを取り入れて、フラフープの動きで全身の気をスパイラルアップさせるのだとか。
考え方としてはなんだか面白いですね!でも私はフラフープにトライするのはこの時が初めてで、しかも最近はヨガを怠けて腹筋が足りないのか、なかなか上手くできませんでした……それにしても、このお寺は本当に気の流れが良かったですよ!鎌倉に出かけた時は是非☆

プロフィール
HN:
吉良さおり
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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