オーガニック&ベジタリアンライフ
暑い日が続くと食べたくなるのがインド料理。
いつも本誌でアーユルヴェーダ・レシピを連載しているミラ・メータさんによると、インドでは前日の残り物を翌日に食べることを好まないのだそうです。基本的に調理したものはスグに食べなければ、鮮度や気が無くなってしまうのだとか。日本式カレーではやたらと煮込むタイプが主流だったり、翌日の方がおいしい!なんていう事も良く言われているので、きっと本場のインドでも……と思いがちですが、実は本場はそうではないのですね。
そんなインドが気になる今日この頃、もうすぐ発売のベジィ最新号はやっぱりインド特集です。今回はお馴染みのミラ・メータさんによるベジタリアン・ミールスと、毎回素敵なコラムが楽しみな、あのアーティストが表紙を飾ります!お楽しみに☆
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家族で時々食べに行く銀座の「ダバ・インディア」にて。バナナの葉にサーブされたベジタリアン・ミールスがおススメ。ただヨーグルトなどは使っているので、ヴィーガンの方はオーダーの際に希望を伝えた方が良いですよ!
ベルギーに続きロンドンでは、ポール・マッカートニーとステラ・マッカートニー、オノ・ヨーコ、etc……が「ミート・フリー・マンデー(月曜日はお肉を食べない日)」の運動をスタートさせました!もちろん、その理由はベルギーと同じく環境の為。このベルギーから始まったベジタリアン・デーの波は、現在イギリス以外にアメリカやオーストラリアにも広がっています。先進国である日本にもこの波が来ないと、おかしいですよね??
そういえば先週の日曜日は、NYにおけるヨガブームの火付け役となった「ジヴァムクティ」の二人にインタビューしました。かなり昔(8~9年ぐらい前)に、クリスティー・ターリントンの著書「リヴィング・ヨガ」で初めて知ったシャロン・ギャノン。クリスティーが「Her gentle voice immediately brought me back to my~」と書いていた通り、本当に発する全てが優しい響きで、とても強いインスピレーションを与えてくれる素晴らしい女性でした。そんなヴィーガンであるシャロンとデイビット二人のインタビューを終えた後、私は「出来る限り意識してヴィーガンを続けよう!」と深く思ったのでした。
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私がヨガを始めるキッカケとなった、クリスティー・ターリントンの本。発売当時は話題になりましたよね!
ベルギーのヘントでは、畜産による環境破壊の緩和として、9月から毎週木曜日をベジタリアンデーとするそうです!素晴しい!!意識の高い国ですね。ベルギーといえば、まだ私が20代の頃、オルタ美術館やアントワープの前衛的なアーティストのイベントやクラブイベントに遊びに行ったりしていた記憶しかありませんが、その頃もベルギーを訪れると必ずマクロビオティックのカフェで食事をしていました。
フランスで販売されている自然食品メーカーで、Limaという名のメーカーがあるのですが、まだ私がパリに住んでいた頃、いつもそこから出ている豆乳製品などを沢山買っていました。その後、日本に戻ってきて、桜沢さんの奥様の桜沢リマさんから名付けられているという事を知り、とても驚いたものです。そのLimaの工場がなんとベルギーにあるんですよ!ベルギーでは昔からマクロビオティックが結構知られていたのでしょうか?なので、時々パリに出掛けてLimaのマークを見つけると、懐かしくて沢山買ってしまいます。ちなみに、Limaのフレバー穀物コーヒーが一番お勧めです!出掛けた時は是非お土産に!
とにかく、日本でもベルギーの様に、国がそういう姿勢になってくれればいいな~と思いますし、本誌でも週に1回のベジタリン・デーを呼びかけていきたいと思っています。
みんなの思いや行動が国を動かす、意識の高いベルギーの人々を見習いたいですね!
先日、鎌倉までローフード&ヨガのイベントへ取材に行ってきました。その取材にて、シンヤさんの力説ぶりにあらためてローフードの良さを実感した私は、毎日朝はフルーツがメインですが、ランチは必ずローヴィーガンと決めています!主人にもせめてランチだけはと、同じメニューを勧めていますが、隠れて他のエサを漁っていそうですね(笑)。
とにかく取材した次の日に私はすごく元気だったので、いつまで続くか解りませんが、とりあえずサマータイムの間は続けてみようと思っています。
そのイベントで鎌倉ベジタリアンマップの存在を知ったのですが、鎌倉だけで多くのベジィなお店があることに驚いてしまいました。時間のある時にまわってみたいと思います。
ちなみにローフードは鮮度が命なので管理が大変なのか、なかなかローフードをちゃんと提供するお店はできませんね。でも今後増えてほしい!
← 写真は左からヨガスタジオ「SUGATA」の菊池ノブエさん、私(小さくて見えませんね……)、セーラ・シヴァニ、本誌でもお馴染みのシンヤ・チエさん、鎌倉ベジタリアンマップを作っている中村ちひろさん。www.sugata.co.jp
← 最近のおやつは手づくりのロートリュフ!
子供の熱が上がったり下がったり、風邪の症状に振り回されて夜もなかなか眠れない日々。病院で診てもらっても、特にウィルスではないとの事、子供の症状を観察しながらホメオパシーの本を頼りにレメディを飲ませています。
そんな時ふと手に取ったのが、ナチュラルハイジーンで知られる松田麻美子さんの本。そこには「どんな感染症による発熱も、41.1度以上にならないように脳がモニターしている」と書かれていて、少し安心しました。そして「病気にとって問題なのは、ウィルスや細菌ではなく、ウィルスや細菌がはびこる体内環境にある」という、なんとも納得な一文を見つけました。その瞬間、何故か映画『思い出のサンジェルマン』で、ある詩人が言っていた「世の中みんなが細菌だと思っているモノ、それこそが神だ!」というフレーズを思い出して、なんだか可笑しくなってしまいました。
そう、多くの人が怪訝するウィルスや細菌は、常に私達に気づき(メッセージ)を与えてくれている、実は頼もしい存在なんですよね。
参考にしている松田さんの本
プロフィール
HN:
吉良さおり
HP:
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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