オーガニック&ベジタリアンライフ

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本日新しい号が発売しました!

少しずつ、ヨガ・ライフについても書いていこうと思います。まずは、かつて1ヶ月間参加したトレーニングでのお話しです。

ヨガに夢中になっていた数年前に、もっとヨガを探求したいと思い、色んな海外のサイトでトレーニング出来る場所を探していました。そんな時、私にヒットしたのは、世界中に多くのアシュラムを持ち、女性が一人でも参加しやすそうな気がした、シヴァナンダ・ヨガのインターナショナル・ティーチャーズ・トレーニングでした。

でも私はインドといった未開の地に一人で行けるようなタイプではなく、結局慣れ親しんだパリから2時間ぐらい離れた、ロワール地方で受けることにしたのです。フランス語、そして英語も通じるんだったら、なんとか私の適当な語学力でも大丈夫かな?という、それはあまりに単純な理由から……
しかもトレーニングの内容をあまり下調べもせず、思いつきのリトリート感覚で申し込んでしまった私にとって、そのアシュラムでの毎日はとてもハードでした。
昔から性格というか、何処かへ行きたくなったら気の向くままにサッサと行ってしまって、後で結構大変な事になるタイプなんですね。

フランスの片田舎にあるお城がアシュラムになっていたのですが、私の泊まる部屋は6人部屋で、しかも不思議と年の近い女の子ばかりで、まるで林間学校の様な雰囲気で楽しく過ごせました。その時は、ブルガリアやドイツ、スリランカ、オランダ、北欧、アメリカetc……21ヵ国の人々がトレーニングの為に集まっていました。ほとんどの人が、3~5ヶ国語は普通に話せる環境で、そこはまさにインターナショナルでした。

まず私が戸惑ったのはメディテーション(瞑想)やチャンティング(お祈り)。メディテーションやチャンティングの経験が無かった私は、周りの人に誘導されながら、よく解らないままに1日目が過ぎ去りました。シヴァナンダ・ヨガが、いわゆる肉体の為に行なうエクササイズ的ヨガよりも、チャンティング(お祈り)やメディテーションといった精神的なヨガに重きを置いているという事を、行ってからやっと気づいた私なのでした。

その頃の私は、かなり厳格にマクロビオティックを取り入れていたので、ミルクなどは絶対にNGでした。でもトレーニングでの食事は、乳製品はOKなラクトベジタリンのアーユルヴェーダ料理だったので、すぐさまお料理担当の人に、調理は出来る限り豆乳でお願い!などと細かい注文をしてしまいました。


続く……




もう東京は桜が満開ですね!今週末はベジィ編集部もお花見の予定です。そんな春から活躍するのが、ここ数年愛用しているこの『ベジタリアン・シューズ』。数年前、イギリスのブライトンへ取材に行った際、ブライトンのメインストリートを歩いていて偶然見つけたのがこのお店。ベジタリアンやヴィーガン、エコなど、様々な認定証が誇らしげにお店に飾られてある、安心・安全・サステナブル、かつ機能的でデザイン性も高いお気に入りのブランドです。
www.vegetarian-shoes.co.uk

都心から1~2時間で行けてしまう港町が私は大好きなのですが、そんなブライトンはフランスのドーヴィルやニューヨークから直ぐのコニーアイランドと同じぐらい、良い意味で寂れたノスタルジックな雰囲気に惹かれてしまいます。
ブライトンは、60年代後半あたりから時のヒッピー達が移り住んで過ごしていたという事から、自然食のお店やベジタリアン・カフェが多く、オーガニックの需要もとても高いのです。
これは私が以前、たまたま他誌でインタビューした、ブライトン在住のイギリス人ミュージシャンの女の子のお話しです。彼女はオーガニック生活を送っている様には見えない、本当に今風のキュートでロックな20代前半の女の子だったのですが、コスメや野菜など、常にオーガニックを取り入れていると話してくれました。そして『イギリスの中でもブライトンは特にそういった意識の高い人々が集まっているの、だから私はこの街が離れられないのよ』と彼女は強調していました。
そんな彼女の様な若い人達にも受け入れられやすい=高価なモノであっては難しい、という事ですよね。日本はまだまだ他の先進国に比べると、そういった点も含めて国規模の意識が遅れている気がします。なのできっとこれから、急激に高まっていくんでしょうね。




らあめん花月から、今年もまたベジ・ラーメンが期間限定で登場しました!今年は「菜菜ROSSO / ナナ・ロッソ」というネーミングのイタリアン・スタイルで帰ってきました。
本誌ベジィ・スタッフは、早速今日のランチ・タイムに食べに行っていましたが、私もこれから、家族みんなで食べにいきます。みなさんも是非お近くの「らあめん花月」に出かけてみてくださいね☆次号ベジィでも、ナナロッソをあの有名人が試食する、なんてページが展開されるのでそちらもお楽しみに!




今週は編集スタッフSの誕生日だったので、湯布院にある「田舎の日曜日」でベジィ対応のケーキをオーダーしました。豆乳の風味が全く無く、普通の生クリームを使ったショートケーキと変わらないと、スタッフ間でも好評でした。おいしくて、美容にも健康にも良いベジィ対応のスウィーツが、もっともっと増えて欲しいですよね!

最近ますます問題視されている幼児虐待などのニュースですが、本当にそういったニュースは、現在子育てをしている自分からは信じがたく、いつも胸が痛くなります。と同時に、とにかく多くの人々に日々の食を見直していただきたいと強く感じずにはいられません。旧くから多くの賢者が伝えてきた、健全な精神は健全な肉体に宿り、健全な肉体は健全な食が司るということを、多くの人々にもっともっと知ってもらいたいと思っています。
食と多くの犯罪などの関係性を説いた書籍は昔から沢山あり、先進国のとある刑務所ではそういった書籍が提案しているような健全な食事を取り入れている場所もあるそうで、そこではポジティブなデータが残されているそうです。ただ悲しい事にそういった事はあまり表面化されないものなんですね。

今日も、本誌「ベジィ・ステディ・ゴー!」の撮影が一日中で、スタッフもバタバタしていますが、常に多くの人々、地球がピースフルになる様なメッセージを届けていきたいと思います☆☆☆



うちの子も現在10ヶ月目になり、風邪の後遺症か突如中耳炎っぽくなってしまいました。お風呂に入れるときに片方の耳から耳だれが出ていたのに気付いてビックリ!!どうしよう、と慌ててホメオパシーや自然療法の本を読んで、薬草ならばユキノシタ、食べ物ならば大根(特に下の部分)が良いという事がわかりました。大根は常に冷蔵庫にあるから良いとして、「ユキノシタ」って何?一体何処にあるの???と思い、主人のお母さんに電話で聞いてみると「そんなの家の周りにいっぱいあるよ。」とうれしい返事がかえってきました。「何に使うの?」と言われたので、「実は子供が中耳炎で……」と話すと、「そういうのも良いけど、ちゃんとお医者さんに行ってみて貰わないと!」といわれたので、「とりあえず、それを試してみてダメだったらスグに病院に連れて行きますから!」と言い、その日に送ってもらって、翌朝には無事届きました。
夏ならば葉がもっと大きいらしいのだけれど、写真の様に今はまだ寒いから葉っぱがとても小さいのだとか。

作り方:
この葉を数枚取って、サッと洗ってから拭いて、すり鉢に入れてペースト状にして裏ごすだけ。緑の液をスポイドを使って、耳に2~3滴流し込んで小さくしたコットンなどで軽く耳栓をしておきます。この日はお風呂は出来れば入れずに、次の朝まで様子をみます。

うちの子の場合、耳にユキノシタの液を入れて、裏ごししたモノを少し離乳食に混ぜて食べさせました。翌朝(2日目)はまだ少しユキノシタの緑色のものと膿が混ざっていましたが、前日の朝の様な耳垂れはありませんでした。その日は耳穴の入り口に膿がたまっているのに気付いたら、綿棒で取ってあげるというのを2~3回繰り返して、お風呂にも入れて、その翌朝(3日目)起きてみるともうすっかり治っていました!ユキノシタを使ったのはたった1度だけで、わずか3日後には完治してしまうなんて、自然の薬草パワーには本当に驚かされてしまいます。
これで主人のお母さんも、少し自然療法に興味を持ってくれると良いのですが。

ところでこのユキノシタ(雪ノ下)、学名の「Saxifraga stolonifera」にはラテン語で石を砕くという意味があり、尿結石にも効くのだそう。
英語だと「Mother of thousands」、中国では「虎耳草」と呼ばれ、漢方でも使われているのだとか。今週末は本当にユキノシタに助けれたので、主人のお母さんに頂いたユキノシタの残りを、ポットに植えておくことにしました。ユキノシタは日光を避け湿気を好むらしいので、日当たり良好のベランダで育てているハーブや薔薇とは共存できなさそうです。
プロフィール
HN:
吉良さおり
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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