オーガニック&ベジタリアンライフ

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新しいベジィが発売した日には、ドキドキしながら大手書店本へチェックしに行くのですが、そんな時、特別平積みしていたわけでもないのに、とても気になって思わず手に取ったのが『新・知ってはいけない!? 日本人だけが知らない世界の100の常識』という船瀬俊介さんの本。
あまりに面白い内容なので、あっという間に読み終えてしまいました。ベジタリアニズムについて理解不足な私の主人にも、おさえておいてほしいポイントだけでも今読ませています。
私も色んなニュースや外国で暮らす知人から、ヨーロッパ各国の政府によるエコ対策の前向きさは、読んだり聞きかじったりしていますが、船瀬さんの本の中ではイギリスやフランス、スウェーデンやデンマークなどが、どんどん自然エネルギーに移行しているという事実が簡潔に書かれていました。私が気になったのは、それだけではないのです。よくエコをテーマに書いている方は世の中とても多いのですが、その筆者自身がベジタリンだという事はそんなに多いケースではありません。
そんな中、船瀬さんはこの本で自身がベジタリアンだという事をその理由も含めてあっさりカミングアウトしていました。
報道では取り上げられない事実が描かれているこういった本は、とにかく多くの人達に手にとってもらいたいと思います。
情報過多な時代、本当に自分にとって必要な情報は、自ら求めて行かなければと強く感じた一日でした。
6ヶ月あたりから毎日欠かさず離乳食を3食分作っているのですが、ベジタリアンの食べ合わせでどれだけバランス良く作れるか、研究の毎日です。
そんな私が最近参考にしているのが、自然療法で有名な東城百合子さんの「安心できる離乳からの健康育児」と、ナチュラルハイジーンで知られる松田麻美子さんの「子供たちは何を食べればいいのか」という本。

基本的に離乳食の主食は玄米の他にアワやキビなどの雑穀も時々使用しています。100パーセント玄米だとどんなにペーストにしてもお腹が緩くなりすぎてるかな?と思う日が多いので、半分はしっかりこす様にしています。なので玄米の繊維質自体は五分搗き程度でしょうか。今日のように冷え込む日は、体を温める黒炒り玄米でおかゆを作ってペーストにしてこしたものに、蒸した野菜や根昆布粉末やナッツ系のペースト(ゴマなど)を少量加えたりしています。マクロビオティック的には出来るだけ火を通したモノが良いらしいのですが、私はナチュラルハイジーンやローフードなどで効率よく摂取できる酵素もとても大事だと思うので、フルーツ系も必ず少し与えるようにしています。

私自身、数年前にマクロビオティックを厳格に取り入れていた時期がありましたが、今は様々なベジタリアン料理を楽しむようにしています。それでも陰陽の法則(バランス)は何故かいつも気になってしまうんですよね。

そして最近気になって使っているのが、フェアトレードの「ハニーココナッツ」。ココ椰子の花蜜を煮詰めたもので、これを一つ購入するだけで、インドネシアの子供一人一か月分の学費支援になるそうです。まずほとんどの人が食べる事に困らない先進国では、フェアトレードを消費するのが当然の事だと、私はいつも思っています。なのでコーヒーや紅茶やスパイスなど、必ずフェアトレードを選ぶようにしています。フェアトレードを選ぶ人々がもっともっと増えると良いですね☆

明けましておめでとうございます。

年末は主人の田舎に行って、テニスをしたり温泉に行ったり、また名水を汲みに行ったりして、のんびり充電してきました。ちょうど主人のお母さんが図書館から瀬戸内 寂聴さんの本を沢山借りてきていたので、珍しく私も寂聴さんの本を読む事が出来ました。寂聴さんの本は実例がとても具体的でしたが、去年読んだ「パワーオブナウ」と本質的な部分がとても近いな~と感じてしまいました。

そんな年末年始の休暇も終わり、今日からまた次号のベジィに向けて動き始めましたが、今年も本誌共々どうぞ宜しくお願い致します。

昨日黒いヨガ手帳に落書きしていたら、突然思い出したルドルフ・シュタイナーの黒紙のドローイング。「遺された黒板絵」という本がおすすめです。
かつてそんなシュタイナーの「神智学」という本を読んでいて知ったのが、インドのヴェーダーンタ哲学でした。その本を読み終えると直ぐに読み始めたのが「バガヴァッド・ギータ」という本。この本には、ヨガの重要なポイントが描かれていて、今でも思い出したように読むときがあります。

そんな感じでいつも何かを紐解くように本を読んできたけれど、随分時がたってから気付くと、自分が手探りで読んできたモノや見てきた事や経験した事など、全てがいつのまにか繋がっていたりするのが面白いですよね。みなさんもそういった経験がありませんか?年を経る度にそういったシンクロがどんどん増えていくのが愉しみでもあります。

去年、スピリチュアルに詳しい友達に薦められたマヤ暦手帳は、意味が解らないまま、活躍せずには終わってしまいました。友達には「もうマヤ暦は終わったから良いの、気にしないで、もう忘れて頂戴!」なんて言われて、未だに理解できずじまいで心残り。そんな感じで2009年は「ヨガ手帳」を使おうと思います。1月発売の本誌でも紹介しているヨガヨムの手帳ですが、月の満ち欠けや食事、体調などがメモできるのが便利です。私自身はいたって健康なので、きっと子供の事ばかりメモすると思います。カバーが超シンプルなオールブラックなので、ゴールドのペンなどで色々書き込んでしまいました。オリジナリティが出せるのも狙いなのでしょうか。

最近、そんな友達に薦められて読んだのがエックハルトの「パワー・オブ・ナウ」。今に生きるという内容が、サルトルよりもわかり易く描かれているのが、アメリカで人気の理由なのかもしれません。でも改めてこういった本を読むと面白いですね。
若い頃、フランスを中心とした実存主義や無神論の書籍を何故か片っ端から読み漁っていた時期があったのですが、未だにそういった思想が私に影響を与えているのかもしれません。

ちなみに私がまだ10代の頃、一番最初に読んだ啓発本は、オノ・ヨーコの「グレープフルーツ」だったと思います。今はもう友達にプレゼントして手元にはありませんが、当時はお気に入りで何度も読んでいた気がします。


プロフィール
HN:
吉良さおり
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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