オーガニック&ベジタリアンライフ

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秋のせいか、シルバーウィークはひたすら読書の日々でした。読みたかった本を沢山読んで、私が読んだ中でも夫にもとりあえず知っておいてもらいたい本を数冊読んでもらって、世の中の様々な問題について話し合ったり、とても有意義な休日を過ごす事ができました。
もちろん、まだまだ読みたい本が山の様にあるのですが、この休日に私が読んだ数冊の中でも、多くの人に知って欲しいと思ったのが、まずジオデシック・ドームで知られる
バックミンスター・フラーの著書『宇宙船地球号』。デザインユニット生意気の一人デイヴィッドにインタビューした時、彼がとても影響を受けた本の一つだと話していて、その後すぐ読む機会のあった小児科医の真弓定夫先生の著書『自然にかえる子育て』の中でもバックミンスター・フラーの「諸所の汚染の中で、最も恐ろしい汚染は消費者の頭の汚染である」という名言が出てきたので、これはとにかく早く読まなければと思いつつ、やっと取り寄せて読むことができた本なのです。私達が未来に向けてこれからやるべきこととは?進むべきところとは?様々なヒントになることがきっと見つかると思います。

そしてもう一冊は数十分もあれば読めてしまう、世界中で翻訳されている、ジュエル・アンドレスの著書『
戦争中毒(原題:Addicted to War - Why the U.S. can't kick militarism)』。平和活動家のきくちゆみさんによる日本語訳です。現在、アメリカのとある学校では教科書としても使用されているそうですが、日本の学校でもあつかうところが出てくるでしょうか?せめてこういう本が学校の図書館に置いてあるといいですね。驚くべき内容ですが、漠然とした平和について深く考えさせられました。

そして昨日観にいった渋谷で公開中の『
未来の食卓
』でも、やはりさりげない平和のメッセージを垣間見ることができました。この映画ではオーガニックを推進していますが、映画の中でも動物性の消費を減らすことが環境改善につながるとハッキリ言っていますので、まだ観ていない方は是非見に行ってみてください!

菜食にシフトしていくことが平和につながる、それが常識になる日もそう遠くはないかもしれません。



私の友達で船井幸雄さんの大ファンがいるのですが、その友達がすすめてくれたのが「預言者」という本。深く考えさせられ、色んな意味で参考になった1冊でした!

きっと船井さんのファンならば、みなさん「船井幸雄のいま知らせたいこと」をチェックしていると思うのですが、私も今更ながら、船井さんのブログを参考にさせていただいています。「できるだけ根元から考えましょう」という船井さんの言葉は、食や健康だけではなく、全ての物事に当てはまりますよね。世の中のとても大切な事や真実が多々見つかりますよ!

私自身、多分ヨガの哲学に出会って、かつベジタリアンを意識し始めてから、自然と何に対しても自分に起こる事すべての根源を考えたり、自分なりに追求する様になりました。

実家の畑では、種を蒔かずとも自然と食べられる野イチゴが実るのですが、都会のベランダでは、一生懸命ワイルドストロベリーを育てても、なかなか上手に育たないものです。やはり、プランターでは限界があり、土壌の質や広さ、根を張る深さや空気など、様々な環境が関係するのでしょう。

人間も植物と同じように、表面や結果ではなく成長過程(プロセス)がとても大切なのだと、子育てをしながら日々実感しています。

世の中では伝記モノの映画がブームの様で、先日、夏公開予定のフランソワーズ・サガンの人生を綴った『サガン』や、『ココ・シャネル』の試写会に出掛けました。二人とも本当にドラマティックな人生が描かれているのですが、互いに共通している事は、やはり常に自由を求めていたということでしょうか。そしてとても才能があるけれど、あまりお金に執着が無いという所も。そして私がいつからか惹かれている、自由の女神で知られるフランスを象徴する女性の「マリアンヌ」に、二人のイメージが重なる様な気がしました。

マリアンヌ像に限らず、様々な歴史からみても、つい一昔前までは、自由=戦うだったのかもしれません。もちろん常に他の選択があったのかもしれませんが。そしてそれでもなお、現在も戦う人々がいる……そんな事を思い巡らせている時、いつも私にインスピレーションを与えてくれる友人が、「今のみんなに必要なのは、全てを許すという事、そしてこれからは何事もシェアリングの時代よ」と話してくれました。

きっとヨガや瞑想を実践されている方ならば、頭に浮かんできた映像や考え(邪念)にとらわれず、全て流していく、なんていう事は、多分トレーニングのおかげで、自然に出来るのだと思います。そういったヨガのフィロソフィーにも似たこの友人の言葉が、すんなり私の心の奥に響いて、とても気分が楽になったのでした。

結論として、私の考える新しい時代の女神は、どんな事があっても不動で、戦わないスタイルを選ぶタイプなのだと改めて実感しています。


新しいベジィが発売した日には、ドキドキしながら大手書店本へチェックしに行くのですが、そんな時、特別平積みしていたわけでもないのに、とても気になって思わず手に取ったのが『新・知ってはいけない!? 日本人だけが知らない世界の100の常識』という船瀬俊介さんの本。
あまりに面白い内容なので、あっという間に読み終えてしまいました。ベジタリアニズムについて理解不足な私の主人にも、おさえておいてほしいポイントだけでも今読ませています。
私も色んなニュースや外国で暮らす知人から、ヨーロッパ各国の政府によるエコ対策の前向きさは、読んだり聞きかじったりしていますが、船瀬さんの本の中ではイギリスやフランス、スウェーデンやデンマークなどが、どんどん自然エネルギーに移行しているという事実が簡潔に書かれていました。私が気になったのは、それだけではないのです。よくエコをテーマに書いている方は世の中とても多いのですが、その筆者自身がベジタリンだという事はそんなに多いケースではありません。
そんな中、船瀬さんはこの本で自身がベジタリアンだという事をその理由も含めてあっさりカミングアウトしていました。
報道では取り上げられない事実が描かれているこういった本は、とにかく多くの人達に手にとってもらいたいと思います。
情報過多な時代、本当に自分にとって必要な情報は、自ら求めて行かなければと強く感じた一日でした。
本誌は食(野菜)が中心の媒体ですが、オーガニック野菜は健全な大地からの恵みです。そういった健全な大地がどんどん拡大すれば、オーガニック野菜も一生懸命探さなくとも、みんながどこでも普通に手に入れられる様な時代になると思うのです。

では野菜とは無農薬であれば良いのでしょうか?無化学肥料であれば良いのでしょうか?今現在日本では、そういった事も含め、品質表示をくまなくチェックしなければ、安心して何一つ食品を買えない、という人々が増えています。

もっと消費者である一人ひとりが、食と切っても切り離せない環境に対して、意識を高めていくべきなのだといつも感じています。安全な野菜は健康な大地(環境)からやってきます。皆さん一人ひとりが毎日どう過ごすかで、世界が変わってくるはずです。

食の安全性が毎日の様にニュースで取り沙汰される中で、どんな食品を手にとっても問題なく過ごせる世の中になる様に、私もそうですが、皆さん一人ひとり出来ることが無限にあるのではないでしょうか。
日々の生活で、何かひとつでも些細な事でも良いので、少しずつ気付いて目覚めていけると良いですね。
プロフィール
HN:
吉良さおり
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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