やっぱり仏陀ですね♪
今週は「戦争ではなくクッキーを焼こう」週間でした♪
家ではいつも米粉ベースのグルテンフリークッキーしか作りません。
仏教では光輪とされるチャクラのアイコンでもある覚醒の花、ロータスフラワー♪
クッキーは小麦粉よりも米粉の方がサクサクしますし、甘味料を控えればごはん代わりにもなりますよ!
まだグルテンフリークッキーはお店ではほとんど見かけませんが、伊勢丹新宿のビューティーアポセカリーなどで販売されている奥澤美紀さんの作る「ごほうびクッキー」はお勧めですよ☆
2月14日まではバレンタインバージョンも発売しているようです♪
ごほうびの5が目印のパッケージ。
ローチョコにも合うし、長女も気に入っています。
それにしてもLove&Peaceなバレンタイン前だというのに、最近の日本や世界の目まぐるしい動向には、なんだかドキドキです。
誰しもまさか。。。と思いたいに決まっています。
起こっていない戦争を笑えないなら、
起こった時も笑えない。
起こる前に愚弄したほうがいい。
_ボリス・ヴィアン(Boris Vian)_
昔大好きだった「サン=ジェルマン=デ=プレ入門」。
映画「思い出のサンジェルマン」の中で語るボリスヴィアンの言葉。
フランスでは年明けの事件から言論統制が急激に高まっているようで、コメディアンのデュードネの発言だけでなく、ごく一般の子供たちのたわいのない疑問や純粋な発言さえも自粛しなければならないようなニュースに、ただただ驚きです。
正直、信じられないような状況。
そんな気がかりな事件が多い中、私が思い出したのはボリス・ヴィアンの「脱走兵」という曲。
Youtubeでコメント書き込みができなくなっているのが少し気になりました。
そうそう、実はジュリー(沢田研二)がかつてこの曲をカヴァーしているのです。
そういえば、ジュリーは以前選挙で山本太郎の応援で駆けつけてましたね。
2/1の今日も相変わらず日本のセルジュ・ゲンズブールっぷりを発揮してか、ニュースに上がっていてうれしくなりました♪
その動画はコチラ。
「俺は税金を所得の74%徴取されてるんだ。でもその74%が貧しい人に行くわけでもなく、原発に使われてる。俺の金だ、ふざけるなよ。。。」といった実にゲンズブールらしい1984年の有名なパフォーマンス&メッセージです。
サンローランの服とパリのホテル・ラファエルがお気に入りだったゲンズブールだからこそ、面白いのかもしれません。
ちなみにこの映像、当時のフランスではかなり問題になったようで、知らない人はいないと思います。
脱線しましたが、ボリス・ヴィアンの脱走兵という曲が作られたのは、フランスがインドシナ戦争へ突入し、アルジェリア情勢が深刻な最中。
当然ながらフランスの保守派(右)からは猛ブーイング。
レコード発売はもちろん、ラジオでも放送禁止となります。
でも結局その数年後には、国民に絶賛される曲となります。
日本ではJe suis snob(僕はスノッブ)の方が有名ですよね。
エンジニア、ジャズミュージシャン、作家など多才なアーティストとして知られているボリス・ヴィアンは、愛すべき平和活動家の一人でもあります。
平和活動家なんて捉えられてないかもしれないけれど、黒人差別問題やアヒムサ(非暴力)のメッセージ「墓に唾をかけろ」しかり、私はそう捉えています。
それにしても、若いころボリス・ヴィアン界隈の実存主義の本に熱中し、パリの蚤の市で古いレコードを探して聴きあさっていた時代が懐かしいです。
ジュリーの古いレコードも、パリの蚤の市や中古レコード屋さんでよく見かけましたよ(笑)。
最後にボリス・ヴィアンの有名な反戦ソングの全文を貼っておきます。
Le Déserteur 脱走兵
Monsieur le Président 大統領閣下
Je vous fais une letter お手紙を差し上げます
Que vous lirez peut-être お時間があれば
Si vous avez le temps たぶん読んでいただけるでしょう
Je viens de recevoir 水曜日の夜までに
Mes papiers militaires 出征しろという
Pour partir à la guerre 私宛の召集令状を
Avant mercredi soir 受け取ったばかりです
Monsieur le Président 大統領閣下
Je ne veux pas la faire 私はやりたくありません
Je ne suis pas sur terre 哀れな人々を殺すために
Pour tuer des pauvres gens わたしは生まれて来たのではありません
C'est pas pour vous fâcher あなたを怒らすつもりありませんが
Il faut que je vous dise あなたに申しあげねばなりません
Ma décision est prise 私は覚悟を決めました
Je m'en vais deserter 私は脱走します
Depuis que je suis né この世に生を受けてこのかた
J'ai vu mourir mon père 私は父が死ぬのを観ました
J'ai vu partir mes frères 私の兄弟たちが出征するのを
Et pleurer mes enfants そして私の子供達が泣くのを観ました
Ma mère a tant souffert 私の母はあまりに苦しんだので
Qu'elle est dedans sa tombe 今は墓の中にいますから
Et se moque des bombes 爆弾だって平気だし
Et se moque des vers ウジ虫だって平気です
Quand j'étais prisonnier 私が捕虜だった時に
On m'a volé ma femme 私は妻を盗られ
On m'a volé mon âme 魂を奪われ
Et tout mon cher passé 私の愛しい過去の総てを奪われた
Demain de bon matin 明日の朝早く
Je fermerai ma porte 私は失われてしまった年月に
Au nez des années mortes きっぱりと別れを告げ
J'irai sur les Chemins 旅に出ます
Je mendierai ma vie ブルターニュからプロヴァンスまでの
Sur les routes de France フランスの街道筋で
De Bretagne en Provence 私は物乞いをして暮らすでしょう
Et je crierai aux gens そして人々にこう訴えるでしょう
Refusez d'obéir 従うことを拒みなさい
Refusez de la faire 戦争を拒否しなさい
N'allez pas à la guerre 戦場に行ってはいけない
Refusez de partir 出征を拒否しなさいと
S'il faut donner son sang 血を捧げなければならないのなら
Allez donner le vôtre あなたの血を捧げなさい
Vous êtes bon apôtre あなたはとんだ偽善者だ
Monsieur le Président 大統領閣下
Si vous me poursuivez もしもあなたが私に追っ手をかけるなら
Prévenez vos gendarmes 憲兵達に伝えてください
Que je n'aurais pas d'armes 私は武器を持っていない
Et qu'ils pourront tirer 撃ち殺しても構わないという事を
誰も傷つけあう事のない、真の平和が訪れますように♪
Peace, Peace, Peace☆
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.