あけましておめでとうございます!
1月は映画「チェルノブイリハート」の上映会の講演で福岡に1週間ほど訪ねる予定です。
私は、おいで福岡のシェアハウスに子ども二人を連れて滞在する予定です。
こちらには既に原発事故後の影響で疎開された方たちが短期・長期で住んでいるそうです。
私はまだ行ったことがないのですが、自然あふれるシェアハウスでの生活が今から楽しみでもあります。
そして滞在中は「おいで福岡のシェアハウス」や「バンビの木箱」でのワークショップも予定しています。
これらを主催してくれているのは、おいで福岡プロジェクトの方々。
メンバーはみんな脱原発&放射能対策に本気で取り組むママ達です。
福岡のママがこれだけ危機意識を持っているのですから、関東圏のママはもっと危機意識を高く持つべきだと私はいつも感じています。
実際に不安には感じていたとしても、全くもしくはさほど気にしていない関東圏のママや女性があまりに多いことに、いつも悲しくなってしまいます。
311福島原発事故がチェルノブイリ原発事故当時の放射能汚染を遥かに上回っていたということが年末に正式に発表されましたが、これは事故後9カ月以上も経過してからの発表です。
セシウム蓄積土地の汚染がチエルノブイリで最高148万~370万ベクレルのところ、福島では300万~3000万ベクレルだったという内容です。
311後、ずっと放出量はチェルノブイリの1/10だと公的には伝えられていましたが、なんと10倍だったということです。
もちろん、自分で原発&放射能について色々と調べていた方たちは、そんな公式発表は信じていなかったと思われますし、私も当然その一人であり正直「いまさら」という気持ちでした。
でも公式発表されない限り、自分で調べようとしない人々はとてつもなく汚染されているという事実を信じようとはしないものです。
しかもこの情報を正確にキャッチしている層がどれほどいるのかも疑問が残ります。
福島原発事故後の日本国の様々な対応は、先進国のとるべき対応ではないと感じている層がとても多いとは思われますが、私自身これらについてはいつもやるせない気持ちでいっぱいです。
現実を信じたくない人、伝えようとしても届かない人々、危機感の薄い人々。
こういった人々に知らせるにはどうすればいいのか、身近な人であればあるほどみなさんが困惑し、時には衝突し、頭を抱えてしまうことでしょう。
とにかく今は、危機感のある人同士が繋がっていき、より良い未来を子どもたちの為に築き、残していくしかないと思うのです。
今後、計り知れない多くの被害が出るのは未来のある子どもたちだという事を、私たち大人が強く自覚し責任を持って取り組んでいかなければならないと感じます。
年始からまたいつもの放射能の話ですが、今年は昨年よりももっと様々な被害が具体的に出てくると思われますから、私もできる限りの対策を伝えていきたいと考えています。
今年はまず何よりも「行動する」が私のテーマだと考えています。
福岡でのイベントスケジュール
1月25日 おいでハウスにて放射能対策の座学
1月26日 10:30~ バンビの木箱にて放射対策のワークショップ (座学&デモンストレーション)
1月27日 おいでハウスにて放射能対策のデモンストレーション
1月28日 「チェルノブイリハート」上演会&トークショーinわじろ
午前はVeggyでもお馴染の日登美さんと、午後は長山淳哉(九州大学准教授)とのトークショーです。
まだ長山先生にはお会いしたことがないので、専門的な話題についていけるように著書の「放射線規制値のウソ」を読んでいるところです。
他にもダイオキシンといった環境問題の本も沢山書いている方だからこそ、放射能に対しても正しい危機感を持って伝えられるのだと感じます。
そしてこのイベントには、なんと託児所や小学生保育もあるそうです!(託児は1/21まで要予約) 本当にママにはうれしいイベントですね!
くわしくはコチラまで!
それから、私が大分県で育てている自然農のケールが1月9日からベジィ。マルシェに並びます。
9日に野菜が沢山並ぶので、ぜひお越しください。
野菜の入荷は毎週月曜日です。
そのほかは不定期で入荷するものもあります。
今月はマクロビのデモンストレーションもベジィ・マルシェのキッチンスペースで開催予定です。
そちらもぜひお越しください!
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.