オーガニック&ベジタリアンライフ

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子供の熱が上がったり下がったり、風邪の症状に振り回されて夜もなかなか眠れない日々。病院で診てもらっても、特にウィルスではないとの事、子供の症状を観察しながらホメオパシーの本を頼りにレメディを飲ませています。

そんな時ふと手に取ったのが、ナチュラルハイジーンで知られる松田麻美子さんの本。そこには「どんな感染症による発熱も、41.1度以上にならないように脳がモニターしている」と書かれていて、少し安心しました。そして「病気にとって問題なのは、ウィルスや細菌ではなく、ウィルスや細菌がはびこる体内環境にある」という、なんとも納得な一文を見つけました。その瞬間、何故か映画『思い出のサンジェルマン』で、ある詩人が言っていた「世の中みんなが細菌だと思っているモノ、それこそが神だ!」というフレーズを思い出して、なんだか可笑しくなってしまいました。

そう、多くの人が怪訝するウィルスや細菌は、常に私達に気づき(メッセージ)を与えてくれている、実は頼もしい存在なんですよね。




参考にしている松田さんの本





今週は編集スタッフSの誕生日だったので、湯布院にある「田舎の日曜日」でベジィ対応のケーキをオーダーしました。豆乳の風味が全く無く、普通の生クリームを使ったショートケーキと変わらないと、スタッフ間でも好評でした。おいしくて、美容にも健康にも良いベジィ対応のスウィーツが、もっともっと増えて欲しいですよね!

最近ますます問題視されている幼児虐待などのニュースですが、本当にそういったニュースは、現在子育てをしている自分からは信じがたく、いつも胸が痛くなります。と同時に、とにかく多くの人々に日々の食を見直していただきたいと強く感じずにはいられません。旧くから多くの賢者が伝えてきた、健全な精神は健全な肉体に宿り、健全な肉体は健全な食が司るということを、多くの人々にもっともっと知ってもらいたいと思っています。
食と多くの犯罪などの関係性を説いた書籍は昔から沢山あり、先進国のとある刑務所ではそういった書籍が提案しているような健全な食事を取り入れている場所もあるそうで、そこではポジティブなデータが残されているそうです。ただ悲しい事にそういった事はあまり表面化されないものなんですね。

今日も、本誌「ベジィ・ステディ・ゴー!」の撮影が一日中で、スタッフもバタバタしていますが、常に多くの人々、地球がピースフルになる様なメッセージを届けていきたいと思います☆☆☆



うちの子も現在10ヶ月目になり、風邪の後遺症か突如中耳炎っぽくなってしまいました。お風呂に入れるときに片方の耳から耳だれが出ていたのに気付いてビックリ!!どうしよう、と慌ててホメオパシーや自然療法の本を読んで、薬草ならばユキノシタ、食べ物ならば大根(特に下の部分)が良いという事がわかりました。大根は常に冷蔵庫にあるから良いとして、「ユキノシタ」って何?一体何処にあるの???と思い、主人のお母さんに電話で聞いてみると「そんなの家の周りにいっぱいあるよ。」とうれしい返事がかえってきました。「何に使うの?」と言われたので、「実は子供が中耳炎で……」と話すと、「そういうのも良いけど、ちゃんとお医者さんに行ってみて貰わないと!」といわれたので、「とりあえず、それを試してみてダメだったらスグに病院に連れて行きますから!」と言い、その日に送ってもらって、翌朝には無事届きました。
夏ならば葉がもっと大きいらしいのだけれど、写真の様に今はまだ寒いから葉っぱがとても小さいのだとか。

作り方:
この葉を数枚取って、サッと洗ってから拭いて、すり鉢に入れてペースト状にして裏ごすだけ。緑の液をスポイドを使って、耳に2~3滴流し込んで小さくしたコットンなどで軽く耳栓をしておきます。この日はお風呂は出来れば入れずに、次の朝まで様子をみます。

うちの子の場合、耳にユキノシタの液を入れて、裏ごししたモノを少し離乳食に混ぜて食べさせました。翌朝(2日目)はまだ少しユキノシタの緑色のものと膿が混ざっていましたが、前日の朝の様な耳垂れはありませんでした。その日は耳穴の入り口に膿がたまっているのに気付いたら、綿棒で取ってあげるというのを2~3回繰り返して、お風呂にも入れて、その翌朝(3日目)起きてみるともうすっかり治っていました!ユキノシタを使ったのはたった1度だけで、わずか3日後には完治してしまうなんて、自然の薬草パワーには本当に驚かされてしまいます。
これで主人のお母さんも、少し自然療法に興味を持ってくれると良いのですが。

ところでこのユキノシタ(雪ノ下)、学名の「Saxifraga stolonifera」にはラテン語で石を砕くという意味があり、尿結石にも効くのだそう。
英語だと「Mother of thousands」、中国では「虎耳草」と呼ばれ、漢方でも使われているのだとか。今週末は本当にユキノシタに助けれたので、主人のお母さんに頂いたユキノシタの残りを、ポットに植えておくことにしました。ユキノシタは日光を避け湿気を好むらしいので、日当たり良好のベランダで育てているハーブや薔薇とは共存できなさそうです。

日曜日は目白に朝から用事があったので、その帰りに家族3人で池袋のリブロに立ち寄りました。ちょうどリブロの古本市が開催されていたので行ってみると、目にとまったのがこの2冊の本。「木の実とハンバーガー 原田信男 NHK BOOKS」と、「食糧 朝日新聞経済部」。

内容はもちろん古いのですが、食に関する歴史的事実が怖いくらい描かれていて、もちろん知っていたような内容もありましたが、改めてこういった本に目を通すと、ベジィ&オーガニック・ライフの重要さをもっと伝えていかなければと強く考えさせられてしまいます。

中でも子供を持つ私が一番ショックだったのは、「食糧 朝日新聞経済部」に書かれていた80年から81年に多発したというフランス・ローヌアルプ地方の奇形新生児の報告と農薬の関係性について。たった1年の間にこの地方で17児もの奇形児が生まれたという事実。

子供が出来ると不思議な事に、他人の子供まで可愛く見えてしまうし、様々な子供に関するニュースが人事ではない気持ちになってしまうんですよね。

より良い次世代(子供たち)の為に、私達大人がしなければいけない事やこれから出来る事はどれだけあるだろう?というのが、今の私の一番の関心事であり課題なのかもしれません。

book1

家の食器棚には、気付くと陶器やガラスといった、落としたら壊れる食器ばかり。落としたら壊れてしまうモノに、何故かいつも惹かれてしまうのです。昔からプラスティック系のモノは、何となく波動が合わないという事もあり、保存などでも必ず陶器かガラスを使うようにしています。

それは子供が出来てからも同じ。ヨーロッパの子供たちのように、子供の頃からモノを大切に扱う事を覚えさせる為に、子供の使うものは全て落としたら壊れる純粋な素材のものを!とずっと決めていました。落としたら割れるという事を教える意味でも、時々子供が落として割ったとしても、私はよっぽどな理由が無い限り一切怒らないつもりです。子供への接し方について、良く主人とも話したりするのですが、基本的に小さいうちは怒る必要はそんなに無いかな?と思っています。彼らにとっては全てが初めてのことで、分からない事だらけ。怒って教えるのとかは、何か違うかな~と思ったりしています。

そんな感じで、哺乳ビンはもちろん全てガラス製で、離乳食になった今は、スプーンも暖かみのある森修焼の陶器で出来たスプーンを使っています。子供が自分で食べられるようになったら、森修焼から出ている子供用の「なかよしシリーズセット」を揃えよう♪と思っていたら、思いがけずプレゼントで頂いてしまいました。割らない様に気をつけなければ!

それにしてもフランスでは、おままごとセットなども陶器のキュートな色のモノが多く、だからフランスの女性は物腰がエレガントな人が多いのかな~と昔思ったことがあります。なので女の子が生まれた時の為にと、随分昔にフランスで陶器のおままごとセットを購入してしまいましたが、未だ棚の奥に眠ったまま……

プロフィール
HN:
吉良さおり
性別:
女性
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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