オーガニック&ベジタリアンライフ

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以前は相談する立場だった私が、最近は相談される側となった、妊娠と出産について触れたいと思います。「ベジタリアン食で貧血などは大丈夫なの?」など、まだ不安に感じている方がもしかしたらいるかもしれませんので、何か参考になればと思い、私の経験を綴りたいと思います。

私は2007
年に結婚、そしてその後スグに子供に恵まれました。妊娠中は、以前から続けていたマクロビオティックを神経質にならない程度に取り入れ、質の良い素材でホールフードの穀物菜食を心がけていました。妊娠中は何故かフルーツが沢山食べたくなって、完全無農薬・無化学肥料(できる限り有機肥料も与えない自然農法)の果物を国内中探して、わざわざ取り寄せていました。果物はもちろん全てローで頂いていました。そして自然とコーヒーや紅茶はもちろん、穀物コーヒーさえ一切受け付けなくなりました。病院から頂いた貧血防止の鉄分カプセルは使いませんでした。

 

働く女性が気になる仕事ですが、私は妊娠中から出産前日の夜までずっと休まず仕事を続けていました。妊婦は自転車に乗ってはいけないと言われているのに、あまり気にせず乗っていましたし、軽いヘッドスタンドならば大丈夫だと知っていたので、ヨガも続けていました(これはあくまでもヨガ上級者の方に限るそうです)。そして時々大きなお腹を抱えて、ロンドン、パリ、NYなどへ仕事で出かけ、現地の方々にとても心配されていましたが、私自身は何の問題もありませんでした。逆に今までの様に一人で海外に行くのではなく、まだ見ぬ子供が一緒に着いてきてくれることに、大きな感謝や幸せを感じていたぐらいです。でもそういった無理がきいたのも、日々自分なりに納得のいくベジタリアン食を続けていたからなのでは?と思っています。

 

そんな順調に見えた私にも、出産23ヵ月前に大変な事がありました。いつものように通っていた産婦人科へ妊婦検診に行った時の事です。主治医から、「子供の成長が小さいから、もっと栄養を取らなければ。明日から毎日点滴を打ちに来て下さい。」と言われたのです。子供のころから病気をしたことがない私は、点滴なんてもちろん打った事がありませんし、ホリスティックな事にしか興味が無かったので、「打ちたくない」というよりも「意味があるの?」という感じでしたが、とりあえず1週間通う事にしました。ブドウ糖などを無理やり体内に入れるのですから、自然療法的な考え方から言うと、とても不自然な事ですよね。仮に通常のお医者さまに「私は毎日玄米を食べているので、多分子供はやや陽性で締まって小さいんだと思います」なんて言っても、きっと通じないだろうと思い、何も言いませんでしたが、私は多分そのせいで小さいんだろうな~と感じていました。そして程よく小さい方が、きっと出産が楽なんだろうな~とさえ思っていました。そして気になる点滴ですが、もし体内に悪いものがかりに入ってきても、ちゃんと食事でデトックス出来る!という自信があったので、さほど神経質にはなりませんでした。

 

そして1週間後。「体重の変化が無いので、念のため大学病院に移った方が良いですね。」と主治医から言われたのです。そして紹介状を手に向かった先は、大学病院のハイリスク妊婦科でした。その時は、「え~、こんなにオーガニックで植物性の生活を送っている私がハイリスク妊婦なの!そんなの絶対におかしい!」と思い、他の自然出産の施設に手当たり次第連絡したのですが、さすがに2ヶ月前に受け付けてくれるところは何処もなく、しばらく途方に暮れていたのです。そして両親や色んな友達に相談し、なだめられて、最終的に大学病院で出産する事となったのです。

 

大学病院へ妊婦検査に通い続け、やや小さめですが何の問題もなく子供はスクスクと成長し、新しい担当医は「どうしてここに来ちゃったんでしょうね」と不思議顔でした。大学病院へ行った当初は看護婦さんに、「何があっても自分をしっかり持ってくださいね!」なんて言われて???な気持ちでしたが、結果私の出産はスムーズで早くて超安産。「呼吸が上手ですね!」と看護婦さんたちはみんな驚いていました!余談ですが、私は仕事があまりにも忙しく、出産の為の呼吸法などの勉強会には一切参加していません。それよりもヨガで学んだあらゆる呼吸法の方が、きっと私の力になってくれると思っていたからです。そして出産を通して感じたことは、どこで産もうとも結局は自分次第だという事。大事なのは場所や状況ではなく常に自分自身なんだという事に気づきました。人は何かトラブルがあると、何かと場所や状況、環境、人など、外部のせいにしがちですが、すべては自分自身が巻き起こしている事なのでは?と私はいつも感じています。
 

そうして無事に出産が終わり、授乳室に通い始めて気づいたのですが、安産で産んでいたのは私だけでした。みなさん帝王切開や双子、三つ子、早産など、何かしら問題を抱えていた方ばかりでした。その時にふと「もしかしたら、私はこういった人々の現状を知る為にここへ来たのかもしれない」と感じたのです。そこで毎回授乳室で会う人々に、普段の食生活の事やどういった出産だったのかなど、失礼のない程度に聞いてしまいました。中には出産した後すぐにコカコーラを飲んでいる人がいたり、タバコを吸っている人もいたり、とにかくあまりにも食やライフスタイルに対して無頓着な人々が多かったのです。でも中に一人だけ薬剤師の方がいて、彼女は時々私も良く利用する自然食品屋さんに行っていました。でもたまたまそこが彼女の会社に近かったからだけで、そこがオーガニックや自然食専門店だという認識は無かったようです。自分の周りでは自然と、出来る限り意識して自然食や自然なライフスタイルを選ぶ人が多くなったのですが、一般的にはまだまだなのか~とその時は少し残念に思いました。

 

そして2008年、そんな私の出産と同時に本誌が創刊される運びとなったのでした!

ちなみに私は出産後1週間で仕事に復帰しました。もちろん母乳で育てました。今は女性でも好きな事を続けていきたい人々が多いと思いますが、何をするにも全ては自分次第だと思います。個人的な意見ですが、ベジタリアン食を続けていれば何もかも万事快調にいくと思いますよ☆

 

お寺で見つけた蓮の花
プロフィール
性別:
女性
職業:
Publisher
趣味:
旅行 料理 ヨガ
自己紹介:
雑誌「veggy」発行人。1974年12月生まれの山羊座。20代からヨガをライフスタイルに取り入れるようになり、自然とベジタリアンの食生活を始める。2008年に雑誌「veggy」を創刊。6歳、4歳、2歳児の母。食事はマクロビオティック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせてチョイス。
I'm a Mom of Three, Loving Plant-based foods & yoga, President & Founder, Kirasienne Pubulishing Inc.
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